【Python】DomainToolsのAPIの使い方
- 2018.07.07
- IT・プログラミング
- python, セキュリティ

DomainToolsのAPIを用いて、Pythonで実装する方法を解説します。
まず、コマンドプロンプト上で下記コマンドを実行し、DomainToolsのAPIをインストール。
GitHubでインストール可能ですが、pipをするだけで大丈夫です。
pip install domaintools_api --upgrade
次にPythonを起動し、domaintoolsをインポートします。
そして、API認証を行うユーザ名とKEYを読み込みます。
from domaintools import API
api = API(USER_NAME, KEY)
認証を行うAPIキーを取得するには、有償でDomainToolsに登録する必要があります。
一カ月99ドルなので、それなりの価格です。
APIを読み込んだら、Whois Lookupやドメインのプロフィールを検索することが可能。
Google.comのWhois Lookup情報を見る場合
who = api.whois('google.com').data()
print(who)
これで辞書型(Json形式)でWhois情報が出力されます。
whoisの中のregistrantを指定する場合
who = api.whois('google.com').data()
print(who['response']['registrant'])
api.whoisの構造は下記公式サイトから確認可能。
ProductsのサイドバーからWhois LookupのほかにもDomain Profile、Reverse IPなどの機能を確認できます。
Whois Lookup | API Documentation | Resources | DomainTools
help(api)と入力することで、各機能の説明を見ることができます。
api.whois_historyでWhoisのヒストリー、api.reputationでレピュテーションスコア出力などの機能があります。
ドメインの問いかけに対して、データがない場合等はエラーとなってしまうため、下記のようなエラー処理を行うとプログラムが終了することはありません。
try:
api.domain_profile('ドメイン名').data()
except Exception as e:
assert e.code == 400
assert 'We could not understand your request' in e.reason['error']['message']
詳しい解説は以下の公式githubページより確認できます。(英語)
link:GitHub – DomainTools/python_api: DomainTools’ Official Python API
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