無料で時間無制限で使えるギター用アンプシミュレーターと使い方

無料で時間無制限で使えるギター用アンプシミュレーターと使い方

最近エレキギターを購入し、無料でフル機能で使えるソフトウェアのアンプ・シミュレーターを探しておりました。

ネット上の他の記事で書かれていた「AmpliTube 4」などを試しましたが、数分経つとすぐに雑音がまじりまともに使えるものではなく、結局自分で探し当てた無料で時間無制限で弾けるソフトウェアアンプシミュレータを紹介します。

時間無制限で使えるアンプシミュレータ

そのソフトは、ずばり「Cakewalk by BandLab」です。

◆公式サイトBandLab: Music Starts Here

Cakewalk by BandLabは、元はSONARという名前で最上位版だと約6万円ほどのDAWソフト(音楽制作ソフト)が無料になったものです。

もともと趣味でDAWを始めていて、無料のアンプシミュレータを探していたときにこれが使えるかな?と思ったら使えたため見つけることが出来ました。

このDAWソフトの中に「TH3」というギター用のアンプシミュレータが搭載されているので、それを使っていきます。
#単体でTH3をダウンロードする方法も少し探しましたが、単体では見つからず・・・

厳密には「TH3」は「TH-U FULL」というソフトの機能縮小版で、使用できるシミュレータやアンプがFULL版よりは少ないようですが、それでもいろんな種類のものが搭載されているため、ギター初心者が無料で使い倒すには十分なソフトという印象です。

時間無制限ではないが他に使えるソフト

ちなみに、他に使える無料のギターアンプシミュレータの候補として、「BIAS FX2」もあります。

デモ版のダウンロードページ:Demo Software Download – Positive Grid

「BIAS FX2」はかなりの数のエフェクターが存在していて、これも試す価値があります。ただ、デモ版には以下の制限があり。

・自分で設定したエフェクタープリセットの保存は不可能
・ソフトウェアのインストール日から最初の7日間は5分ごとに音を数秒カット
・ソフトウェアのインストール日から、8日目以降は20秒ごとに音を数秒カット

自分は現在はこちらのフル機能版を購入して使っている状態です。

セール日を狙うと安価で1.6万円ほどで最上位版を購入できるので機会があればおすすめです。

また、デモ版のダウンロードページにある「BIAS AMP2」は数多くのアンプをいじって試せるソフトなのでこちらも興味があれば必見。

Cakewalk by BandLabのギターアンプシミュレータの使い方

今回は無料でもしっかりと支えるCakewalkの紹介で、こちらの設定方法も少し時間がかかったので自分が出来たやり方を記していきます。

Cakewalk Start Screen
Cakewalkを公式サイトからダウンロードしてインストール、起動すると「Cakewalk Start Screen」が起動するので、「Guitar Amps.cwt」を選んでください。

Cakewalkのギターアンプ画面
「Guitar Amps.cwt」が立ち上がったら、まずは環境設定でエレキギターの音を出せるようにする必要があります。
#環境によりますが、デフォルトだと音が出ないケースが多いと思います

自分の場合は上のタブの「編集」→「環境設定」から、オーディオの「オプション」の部分でドライバモードを「MME(32-bit)」にして、オーディオの「デバイスの選択」から、「入力デバイス」をエレキギターをPCに繋いだオーディオインターフェース(自分の場合はAG03)にして、「出力デバイス」をPCのスピーカーであったり、ヘッドホン端末を選択して「適応」すれば設定は完了です。

これは自分の環境(Windows OS)での設定なので、もし今後のステップで音が出なかった場合は色々と設定を試してみてください。

自分の場合はドライバモードを「MME(32-bit)」にしてるときがクリアな音質でギター操作からタイムラグなく音が出力されました。

もしオーディオインターフェースについて不明な方は、以下のようなギターをPCに繋ぐための「シールド」や「オーディオインターフェース」を揃えてPCに繋げてみてください。

 

ギターの音を出す設定方法
環境設定が完了したら、Guitar Ampsの画面に戻ります。

奏でたい楽器の欄で青丸の箇所をクリックし、①の部分をオーディオインターフェース、②の部分をスピーカーかヘッドホンを選択すれば、ギターの弦を弾くとついに音がジャーンと出るようになります。

STH3
また、オレンジ色の「TH3」の部分をダブルクリックすると、数秒待つとアンプシミュレータのTH3が起動するので、色々とエフェクターやアンプ、プリセットをいじることができるようになります。

 

以上が無料で使えるアンプシミュレータの紹介と使い方でした。

ギターの音を出すのにGuitar Amps画面の5番目の「Wonderstruck」をとりあえず試すと、何もいじらなくてもいい音が出るのでおすすめです。

TH3画面のプリセットでは、全部試すのはかなり時間がかかるくらいの設定が盛り込まれているので、ぜひ試してみてください。