4ヶ国語話すアメリカ人が教えてくれた最強の語学学習方法

日本語、韓国語、中国語、そしてネイティブの英語を話すアメリカ人が教えてくれた、語学学習方法がとても参考になったので、やり方を共有しようと思います。
教えてくれたアメリカ人は大学生で、日本語についてはまったく問題なく話せるレベル。
韓国語については、今までまったく話せなかったのに、数ヶ月経って久々に合ったら韓国人と普通に会話していてびっくり
#自分も少し韓国語は知っていますが、2年半前から覚えてた自分のレベルを遥かに越えていてびっくりしました・・・
中国語については1ヶ月くらいやったようですが、すでに文章を組み立てて話していて、恐るべき語学学習力でした。
そんな彼が教えてくれた方法や、日本人の英語学習に対する考えなどを紹介していきます。
最強の語学の学習方法
それは、ずばり朗読!
日本語を難なく話し、他の言語もスルスル話していくアメリカ人の彼はひたすら朗読をしていました。
日本語を勉強するときは、ライトノベルや純文学を読んでいました。
朗読の最中にわからない単語があったら辞書を引きます。最初は分からない単語だらけで、大変だが、最後のページになるときには1単語だけしか分からないものがなかったとか。
1つの本を読むと、その本で使われる語彙が養われ、また違う本を読むと、その本で使われる単語がまた違うため、いろんな本を辞書を引きながら朗読することで語彙を増やしていったようです。
会話をするにあたって重要なのがリスニング力で、そのリスニング力を身につけるには語彙力がないと何を言っているか分からないため、そこを克服することが重要と考えていました。
発音については最初はあまり重要ではなく、まずは話を理解して、とりあえず喋ることができるようになることが大事のようです。
話をすることができるようになることで、話をするうちに相手の発音と自分の発音の違いに気づいたり、また何を言っているか分からないときは意味を聞いて理解することがとても学習になると言っていました。
日本人の英語学習についての問題点
日本人は発音を気にしすぎていると言っておりました。そのせいで発言を躊躇してしまい、話すことができないので英語がうまくならないと。
自分はかなり発音に悩みを感じるからシャドーイングをしているといったのですが、そのアメリカ人からしたら、それは良くないと言っていました。
まずは発音は重要視せず、朗読によって自分のペースでまずは話し慣れ、語彙を増やすことで会話が理解できるようにし、自分の言葉で会話できるようになることが重要だと言っていました。
そのアメリカ人は、英語についてはいろんな訛りがあるけど、それがとてもカッコいいと言っていました。
それを聞いて自分も無理にアメリカネイティブな発音を意識しすぎるのではなく、自分なりにうまくサムライイングリッシュ的な、日本人にとってやりやすいカッコいい英語の音を模索していけばいいのかな勇気づけられました。
学習時間の目安
中国語については、全く喋れなかったのに普通に中国人と会話していて、どれくらい朗読したのか気になり聞いてみました。
中国語は1日1時間、たまに気分がノッてる時は2~3時間くらい朗読をすることで、1ヶ月したらある程度喋ることができるようになったようです。
#教材はライトノベル
中国語は比較的文法が簡単なため、とても覚えやすいと言っていました。また、動詞については頻出するので結構覚えたが、名詞についてはまだ弱いとも言っていました。
そのアメリカ人は日本語はすでにわかるので、漢字については苦手意識なくできたようです。また、韓国語については文法が日本語とほぼ同じなため楽だったとのこと。
自分なりの考察
そのアメリカ人の方は、日本語については、発音についてはもちろん完璧な日本人っぽいような感じではありませんが、難なく普通に会話ができている方です。
ただ、会話をしていくうちに話すことに慣れ、どんどんとより日本人らしい話し方に近づいています。
アメリカ人が日本語を朗読によって勉強する場合、かなり漢字が障壁だったと思いますが、日本人が逆に英語を学んだら漢字がないので、やりやすいのではないかと思いました。
逆に発音については日本語のほうが簡単なので、英語を朗読によって覚える場合は、発音を無理にアメリカ人のようなネイティブに似せることを重視しないにしても、ある程度英語の発音はこういうものだ というのを知っておく必要はあるのかなと思いました。
ただ、朗読によって自分のペースで英語を話し慣れることができるようになれば、語彙も増えて自分の思ったことをちゃんと文章を瞬時に組み立てて会話できるようになるので、効果的なのではないかと感じました。
自分は今の状況だと、発音に自身がなく片言で英語を喋るレベルにとどまっていますが、朗読によって自分のペースで話慣れることを鍛えればちゃんと会話ができるようになり、会話ができるようになることで更に英語力を伸ばしていけるのではないかと感じました。
そのため、1日1時間くらいを参考にまずは朗読をしてみている状態です。
ラノベのほうがフランクな日常会話が多く、また物語が自分の知っているもののほうが最初はやりやすいかなと思い、傷物語の英語のペーパーバックを読んでいる状態です。
TOEICは700点台で、比較的単語力は色々知ってると思っていたのですが、こういう本を読んでみると1ページでかなり知らない言葉が出てきて単語力の無さを思い知らされます・・・
鍛えた会話力はいざ実践!
朗読によって会話できるレベルになった場合、実際に会話するという高次元の学習をすることで、会話慣れすることで更に自然に話すことができるようになっていきます。
そのアメリカ人とはVRChatというVR機器がなくてもPCでできる無料のゲームで出会っています。
実践をしてみたい方がいたらやってみてください。
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