【レビュー】液タブにモニターアームを付けてみた使用感

私が所有している液晶タブレットにモニターアームを付けてみたので、使いやすさや揺れなどの使用感をレビューしたいと思います。
使用した機種
液晶タブレットは「Dell Canvas」、モニターアームは「エルゴトロン LX デスクマウント」という以下の製品。
エルゴトロンLXはスクリーンサイズ34インチ、重量は11.3kgまでですが、今回使用した液タブは27インチかつ8.4 kgです。
Dell CanvasのVESAマウントを頼んで届いていざ手にしたらかなり重かったので、重量の範囲は超えているかもしれません。
良いと感じた点(メリット)
机の上がスッキリする
大きな液晶タブレットのあるPCデスクは、メインディスプレイや液タブがあったりで机の上の空きスペースがなくなる傾向にありますが、モニタアームを付けるととてもスッキリします。
モニターやマウスをBluetoothにすればもっと良いですが、応答速度がイマイチで有線を卒業できずにいます。
立ちながら描くことができる
モニターアームは上にも可動するので、座りながら描いたり、立ちながら描くことも可能でした。
机に接していないので少しだけ揺れますが、それでも結構立ちながら描くのは快適で、座りっぱなしの作業ではなく気分転換に立って作業したい方には良いと感じました。
ただ、ずっと座りっぱなしが苦手な方で、ちゃんと立ちながら作業したい方は電動昇降式のデスクを導入するのも一つの手だと感じました。
#個人的に導入してすごくいい感じです
液タブ専用スタンドよりも安い
大画面用液タブのスタンドは5万~6万するのに対して、今回使用したモニターアームは1.6万ほど。
ただ、最近はワコムから液タブ専用のモニターアームが4万円ほどで出ているので、一概に安価とは言えなくなりました。amazonだと定価よりもう少し安い値段です。
良くないと感じた点(デメリット)
浮かせて描くと案の定揺れる
Dell Canvas、エルゴトロンLXの組み合わせだと描く時に少し揺れました。やはり重量オーバーなのでしょうか・・・
しかし、これでは描けない!という程でもありません。
圧を付けて描くと少しだけ揺れるため、慣れるのを待つか、液タブを机にくっつけて固定して揺れないようにするかの2択という感じです。
ベストを尽くすなら長時間作業するものなので、揺れるよりは揺れない方が良いと思います。
総評
操作性を検証しながらデメリットを考えたところ、浮かせて描くと少しだけ揺れるくらいしか無かったため、液タブ+モニターアームの組み合わせはなかなかに良かったです。
記事を書いている途中まで、机からみて液タブを60度に立たせて描こうとするとアームが下へ可動せず浮いてしまい描きにくい状態だったのですが、ネジの調節を緩めたところ下への可動範囲も広くなり60度くらいに液タブを寝かせて机に固定して描くこともできました。
可動範囲が広く自由度が高いので、机に液タブを付けて描く方か、浮かせて描いたいけどで少しの揺れならあまり気にしない方にはおすすめできます。
立ち作業メインで浮かせてのみ描く方なら先程紹介したWacomの「Flex Arm」が最適解だと思います。
液タブ専用スタンドより安く、机の上もサッパリするためおすすめのできる結果でした。
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