一人暮らしを初めたらNHK契約の人が巧みに訪問してきた話

一人暮らしを始めてから1ヶ月前後の時期に、NHKの回し者?が訪問してきました。その後は一度も来ておりません。
NHKは無理やり契約料を払わせるなど、民意に沿わない様々な問題がありますが、もしNHKについて快く思っていない場合、スルーするのはとても難しいと感じました。
今回自分が出会ったNHK契約の手口を書いていきたいと思います。
まず、NHKは自分のことをいきなりNHKとは名乗りません。
インターホン越しには、「ここのマンションの管理者ですけど、話したいことがあります。少し滑舌が悪いため直接お話させてください」みたいな感じのことを言っておりました。
文章にするとなんか怪しい感じがしますが、マンション管理者という言葉とフランクな感じの言い回しに、あまり警戒せずオートロックを解除しました。
そして、ドアを開けてみると作業着のような男性で、あまりマンションの管理者のような格好をしていない方が登場しました。
何を定義してマンションの管理者なのか分かりませんね。普通の訪問だとスーツだと思ったのですが、私の場合、服装は作業着っぽいものでした。
そして、最初に彼が発した言葉は、「テレビのBS~番、ちゃんと映っておりますか?」みたいな質問です。
この時点でNHKという単語は登場していないため、普通の人ならテレビを所有しているのであれば、簡単にテレビを持っている前提のトークで接してしまうでしょう。
私は幸運にもテレビを持っていなかったため、テレビ持っていないと伝えました。
しかし、この時点で私はまだNHKの疑いをしておりません。なぜならNHKという単語が会話の中で登場せず、彼はマンションの管理者だと思っているからです。
次におもむろに聞かれたのは、「ちなみに携帯は何を使っておりますか?」です。
普通自分の携帯について質問されるのって意味不明ですよね。自分はなぜそんなことを聞くのか質問した気がするのですが、最終的にiPhoneですと答えました。
ここでも落とし穴があり、もしAndroidを所有していたらAndroidスマホを持っているというだけでNHKと契約させられることになっていたでしょう。
しかし、まだ彼の質問は終わりません。ここの時点でやっと彼の口から「NHK」という単語が登場しました。
「ちなみに引っ越す前はNHKとの契約はどうなっていましたか?」と慎重な面持ちで質問されました。
ここにきてようやく私は、この人はマンションの管理者ではなくNHKの回し者みたいな人なんだなと気づきました。
実際自分の親がそういうことは管理しているため、私は知らないと答えて今回の訪問は終了しました。
最終的には、テレビの映りがどうたらみたいなことを言っておりましたが、本来の目的は完全にNHK契約でしょう。
NHKの回し者から質問されたことは、マンションの管理者と謳いながら「テレビの何番ちゃんと映っていますか?」、「携帯は何を使っていますか?」、「引っ越す前のNHKの契約について」です。
NHKの回し者はとても巧みに契約に持っていくため、テレビは買わない方が良いでしょう。また、スマホもできればiPhoneだと良いですね。
この記事を見た方なら最初の質問で、NHK関係だと気付くと思いますが。
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